2021-03-30 第204回国会 参議院 総務委員会 第9号
これはもちろん虐待の証拠などではなくて、粉炭、粉の炭と書きます、粉炭がどうしても付きますから黒くなるんです。ところが、NHKの映像の労働者、皆顔が白いままです。 さらに、資料六を更に見ていただきますと、坑内には安全装置を施した特殊な電灯が付いています。これ、防爆型というんですけれども、なぜこうかというと、端島は甲種炭坑と申しまして、ガスが出る炭鉱なので裸電球は保安過程で固く禁じられています。
これはもちろん虐待の証拠などではなくて、粉炭、粉の炭と書きます、粉炭がどうしても付きますから黒くなるんです。ところが、NHKの映像の労働者、皆顔が白いままです。 さらに、資料六を更に見ていただきますと、坑内には安全装置を施した特殊な電灯が付いています。これ、防爆型というんですけれども、なぜこうかというと、端島は甲種炭坑と申しまして、ガスが出る炭鉱なので裸電球は保安過程で固く禁じられています。
微粉炭を燃焼させ、蒸気タービンを回すことにより発電する方式であります。発電効率は四〇%程度、排出係数は一キロワットアワー当たりCO2で〇・八二〇キログラム程度、蒸気温度は五百六十六度を超えるものとされております。 また、IGCC、石炭ガス化複合発電は、石炭をガス化、燃焼し、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせることにより発電する方式でございます。
いろいろ現場を見せてもらったりすると、この実証試験の結果、旧世代の微粉炭火力発電に対して発電効率が二割アップするということが大体確認できたということでございます。 そもそも、石炭発電というのは発電単価が非常に安いわけですよね、キロワットアワーで十円。太陽光は四十円とかいうような話もありますが、全ての電源の中でも極めて安い。
石炭ガス化複合発電につきましては、現状、石炭をそのまま微粉炭で燃やすというのではなく、一度ガス化させまして、それで、そのガス化で複合発電、これをガスタービンとそれから蒸気ボイラーを組み合わせてやる非常に高効率のシステムでございますが、このシステムを石炭にも使ってみようということで現在研究開発をしているところでございます。
例えば、マテリアルリサイクルでも、少し専門になりますが、物から物に行くだけではなくて、マテリアルリサイクルの中に、私はフィードストックリサイクリングと言っておりますが、例えば廃プラスチックを溶鉱炉の微粉炭のかわりに使う、あるいはエコセメントのように廃棄物を原料としてセメントをつくるというふうに、リサイクルを製造工程まで返していくということが技術的にどんどんやられてきておりますので、先生のおっしゃるような
この試算では、発電電力量一キロワット時当たりの二酸化炭素排出量における炭素量が、火力では微粉炭火力で二百七十グラム、石油火力で二百グラム、液化天然ガス複合発電で百三十九グラムでございます。 新エネルギーにつきましては、今後の技術進歩をも考慮して、風力発電で九・五グラム、太陽光発電で八グラム、なお水力については四・八グラムでございます。
また、石炭をガス化することそのもの自体も、これを利用することによりまして、従来の微粉炭火力発電に比しまして高効率な発電を可能にし、環境負荷を低減する有効な技術であると考えているわけであります。
なお、研究開発の熱効率の向上の目標でございますが、現在の主力であります微粉炭火力の発電効率が大体四〇%でございます。これに対しまして、IGCCが四六から四八、燃料電池複合発電システムの方が五五という大変高い効率のものを目指して研究開発中でございます。
○中西(績)委員 加えて、環境面からこれをとらえてみますと、ボタ山の周辺にある、あるいはボタ山の下の方にある家屋は、風によって微粉炭あるいは砂などの被害が相当出ております。
まず、現状を申し上げますと、微粉炭火力発電所の九年度の実績で三九・七%まで向上しております。御質問の関係で研究開発の目標で申し上げますと、加圧流動床発電で四四%、それから、石炭をガス化し、ガスタービンと燃料電池を組み合わせた石炭ガス化燃料電池複合発電においては、五五%の発電効率を目標としまして研究開発を続けているところでございます。
前回も御説明したかと思いますが、この複合発電は、石炭を利用する発電としては最高の熱効率を得られる技術でございまして、今我々の得ている情報では、微粉炭で通常得られる熱効率を四〇・五と置きますと四七・五%ぐらいまで上がる。
主として微粉炭を用いての火力発電だと思います。現在国際的にも国内的にも注目されている、例えば加圧流動床ボイラー発電技術、それから石炭ガス化複合サイクル発電技術。後者について言えば、熱効率が四五ないし四七%まで上がる見通しもある。
○川田政府委員 石炭ガス化複合発電につきましては、従来の微粉炭火力と比較いたしまして熱効率が高く、経済性にすぐれているものでございますが、そのほか多種類の石炭を燃料として使用できること、硫黄酸化物などの環境面への影響を少なく抑えられることなど、多くのすぐれた特性を有する発電方式であるというように認識をいたしております。
先生御承知のとおりに、石炭ガス化複合発電は、従来の微粉炭火力と比較しまして熱効率が高いあるいは経済性がすぐれている、それから多種類の石炭が燃料として利用できるあるいは硫黄酸化物の排出が少なく抑えられると、いろいろすぐれた特性を持っている発電方式でございまして、通産省といたしましては、昭和六十一年度からでございますが、新エネルギー・産業技術総合開発機構で石炭ガス化複合発電方式という開発プロジェクトをやっております
○中野鉄造君 そうすると、従来の微粉炭火力と比較して熱効率だとか環境適合性、こういうものについては、先ほど私がちょっとお尋ねをしました液化のやつとガス化のやつと比較してどんなものでしょうか。
化学工業の原料とするということで、いわゆるC1化学のような分野についても大いに研究がなされているようでございますが、私どもの守備範囲におきましても、石炭の需要を拡大する、石炭の利用を拡大するという観点から、石炭にいわば付加価値をつけた格好で開発をしていくという研究がかなりなされておりまして、例えばCCSという分野がございまして、コール・カートリッジ・システムでございますけれども、いわばこれは石炭を微粉炭
まず、在来の微粉炭ボイラーにかわる流動床燃焼技術の研究開発につきまして、これまでにパイロット試験を終了し、現在五万キロワットの実証プラントを建設中で、六十二年度から本格実証テストに入る計画となっております。
具体的には、中短期の開発として期待されるテーマといたしまして、高濃度スラリー技術、これは石炭の流体化によるコールチェーンの高度化を図る技術でございますが、そういった高濃度スラリー技術であるとか、あるいはコール・カートリッジ・システム、CCS技術と略しておりますが、中小の一般産業ユーザーの炉前まで微粉炭を供給いたしまして灰を引き取るという輸配送のシステムでございます。
このときには約四千立方メーターの粉炭が一挙に噴出いたしまして、二キロ離れた坑内にいた坑内員がメタンガスの直撃を受けて窒息をしたことがございますけれども、こういうようなことが現実に起きているわけでございまして、この事故が起こるということは、現在の技術の水準をはるかに超えてしまっているんじゃなかろうか、このように思われてなりません。
それから、粉炭等の突出物が見当たらないということから、ガス突出の形跡は現在のところ確認されておりません。 次に、着火源でございますけれども、着火源としては、電気工作物の故障、あるいは静電気、あるいは金属摩擦火花、この三つが考えられるわけですけれども、まだ特定できておりませんので、この点を重点的に今調査しているところでございます。
しかも、そこには粉炭あるいは落炭があったということを書いておる。それで、コンベヤーのキャリア台のローラーの角とローラースタンドとの間に異常摩擦があった。そこに粉炭といいますか、落炭が随分あった。それに着火したということです。ですから、これを見ると、部品が定期的に検査をされ交換されていたら災害は起きなかったであろう。
ところが、ボイラーを取りかえます関係で、ボイラーといいましても、微粉炭ボイラーの場合は十六億ぐらいかかりますし、流動床ボイラーになりますと二十億ぐらいかかります。そういった投資の償却金利がかかりますし、それからまた石炭にかわりますと、重油と違っていろいろ出し入れに手間がかかります。電気も食うというようなことがございます。そんなことで経費がふえてまいります。
そういうもの、あるいは石炭の効率的な粉炭化したもの、それの液化した石炭と同じように使えるような工夫も今随分進んでおります。また、水素エネルギーの問題あるいは電磁エネルギー、電磁モーターもいろいろな形で推進されております。原子力エネルギー、これは非常に簡単で、ボイラーで石油を燃やしたり石炭を燃やすかわりに原子力を使うだけのことでございますから、あとのことは、もう従来の在来技術なのです。